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- ヒラメ。釣るのだぴょん -
● 2006年7月1日〜7月8日(道央SK海岸)
天候: 主な釣果:ヒラメ88cm、他

いよいよ待ちに待ったヒラメのシーズンがやってきた。とはいっても仕事の都合もあって、例年より約一ヶ月遅れの「ヒラメ釣るのだぴょん」スタートだ。私がこだわるサーフからのヒラメ釣り。昨年は自己記録となる37cmを上げたが・・・さて今年はどんなドラマが待ち受けているのだろうか?

まずは前回の釣行から・・・

【7月1日】

2時半に現地到着、夜明けを待つ。するとメールが鳴った。北上し魚鬼を狙っているチライマン氏からだ。文面は「手堅く一本♪80ぐらいかな」。チライマン氏らしいちょっと小憎いメールだ。しかも写メ付き。「おーッ、やってるなぁ!」。夜明けを待つつもりだったが、このメールにすっかり触発され、私も直ぐに準備に取り掛かり浜に降りる。

ここは東に山があり、辺りはまだ真っ暗だ。M168チャートバックパールを選択する。キャストを繰り返すが反応はない。次第に明るくなってきたので、タイドスリム140オオナゴにチェンジしてまもなくバイト!があるが乗らない。小型のヒラメらしきバイトだった。そしてまたまもなくバイト!これも乗らない。これはアメマスかホッケを思わせるバイト。「今日はダメかもな〜」ちょっと弱気になる。ここでヒラメ必釣ルアー十八番のP−BOYジグバーチカルピンクグラデーションにチェンジし、スリーキャストスリーステップの丹念な攻めに出る。地味で根気のいる攻めだが、ヒラメ釣りの醍醐味でもあり、あの感触を味わいたくて老体にムチ打って頑張る。しばらく攻めるが相変わらず反応はない。しかし諦めかけた頃に待望のバイトが来ることになる。

35gのジグをフルキャスト。糸ふけをとると既に重みが伝わってきた。どうやらフォーリングで食ってきたようだ。遠くで掛かったのでやり取りが面白い。小気味良いバイブレーションが伝わってくる。小型なので難なく砂浜にズリ上げる。23cm。記念すべき今年の一枚目。優しくリリースした。あまり岸に寄ってないんだろうと判断し、ジグのフルキャストを続けるが、その後私のルアーにチェイスしてくることはなかった。

【7月8日】

そして今回・・・

「なんか気が重いな〜、一人じゃちょっと寂しいし」「小ヒラメに遊ばしてもらうとするか」そんな気持ちで重い腰を上げ愛車インプレッサと共にいつものSK海岸へ向け出発した。

私のインチキデータ?、認識ではサーフで大型のヒラメが上がるのは5月下旬〜6月中旬ぐらい。産卵で岸寄りする為だ。「もう時期はだいぶハズしているし、大ヒラメは無理かな〜」しかし今年は雪解けも遅く、河川は何処も約一ヶ月遅れである。ご多分に漏れず海域も遅れてはいないだろうか?淡い期待を抱きながらも、やっぱり「小ヒラメと遊ばしてもらうか」という気持ちに変改はなかった。

私がヒラメに目覚めたきっかけ・・・それはある記事だった。2000年夏に見たその記事とは、ある海岸にてルアー(Fミノー)で上げられた50cmクラスのヒラメのものであり、しかも本命で狙っての釣果であった。それまでオフショア(船釣り)のイメージしかなかったヒラメであるが、その記事はショア(陸っぱり)からでも十分狙える魚だという確信に私の気持ちを導いてくれた。そして2001年、私のヒラメ釣りはスタートしたのである。私のヒラメ釣りは今のところサーフ(砂浜)にこだわっている。漁港での釣りを否定する気は毛頭ないが、広大なサーフ相手にロッドを振るシチュエーション、秘めたる可能性の大きさがその理由だ。

2時に現地到着。夜行性であるヒラメ。昨年自己記録となった37cmは夕マズメ後真っ暗になった後のナイターだった。しかし朝マズメ前のナイターでは過去にまだ一度も結果が出ていない(イカやソイは釣れたが)。さあどうする?ちょっと仮眠するか?今すぐ出陣するか?しかしまたこれも釣り人の性か?はやる気持ちを抑えきれず、2時半、真っ暗な中出撃する。これが後に功を奏すことになるとは未だ知る由も無しに・・・

海はほぼベタ凪。澄んでいるだろう。ヒラメには好条件。遠くにはイカ釣り漁船の漁り火。いい雰囲気だ。まずチョイスしたルアーはM。ナイター時に認識性の高いパールチャート。彼らの目線に入れることを第一に一番デカイ168mmを結んだ。広大な海の沖から岸寄りした彼らはスレていないハズ。視界に入れば必ずバイトしてくるであろう。出来るだけ丁寧丹念にスリーキャストスリーステップ、ルアーがアクションするギリギリのスローリトリーブで魅せる釣りを演出しながらランガンしていく。

30投もしただろうか?時間は3時頃。辺りはまだ真っ暗闇。その時は突然やってきた。おそらく岸から20mぐらいだと思う。「ドスン」と強烈な重みと共にリールが止まった。『きたぁ!』ヒットだ!!!この時点で魚種は不明。しかしとてつもない奴が掛かったことには間違いない。「なんだ?なんだ???」ロッドが「グワングワン」しなり、ササるササる。対イトウ用に組んでいた35lbファイヤーライン+35lbリーダーが功を奏して少々強引になんとか岸際まで寄せた。「バタバタ」している。『ヒラメだぁ〜!』暗くて確認出来ないが重みからして50〜60はあるだろう。「ビービー」今度は引き波に乗って走り出した。ドラグが「ジージー」うなる。また岸際まで寄せる。「ビービー」また走る。「ジージー」キツめに締めてあるはずのドラグが悲鳴をあげる。「バレんなよ、バレんなよ〜」岸際までは寄せられるが、そこからがこのロッドのパワーでは重くてズリ上げられない。そんなこんなの攻防を4〜5度繰り返し再び岸際まで寄せる。ここでダッシュ!リーダーを掴んでやっとの思いでズリ上げに成功。これが50〜60どころの騒ぎではなかった!80はある!!スケールをあてる。「90!うげぇ〜!!!」もう一度ちゃんと測り直す。88cm!!!(帰宅後計ると6kg強だった)。「やったー!」ガッツポーズが入る。サーフからのゲットとしては記録的なサイズだ。カルティバST46#4もグンニャリ伸ばされていた。このSK海岸に通いだして6年目。苦節6年の快挙だ。もう感動の一言!少し冷静になって「さてコイツをどうしよう。リリースしようか?キープしようか?」産卵期でもあるしリリースしてあげたいところだったが、どうしてもこの記録魚の抱っこちゃん写真を残しておきたかったし、食してみたい衝動にもかられ、やむなくキープすることにした。入釣時は貸切状態だったが、それから一時間程して程よく釣り人が入ってきたので、撮影をお願いすると快く受け入れてくれ、更に「いい物見せてもらいました。」との有り難いお言葉。何処の何方か存じませんがありがとうございました。

その後は、2匹目のドジョウを狙ってロッドを振りましたが、そうそう釣れるもんではありません。かろうじて21cm(P−BOYジグバーチカルピンクグラデーション)を追加して7時頃には大満足での納竿となりました。と言いたいところですが、帰りはちゃっかりDP川に寄って小ニジ、小イワナ10匹程度と戯れてきました。本当にこの釣りバカぶりには自分でも呆れますわ。。。

サーフからのヒラメにこだわって苦節6年。遂に座布団サイズに巡り遭えました。本当にラッキーでした。もうこんな記録的なサイズには一生出会えないのでないかと思います。それでも私はまだヒラメを追い続けます!小型でも結構引きますし(1日で23バイトの13匹ゲットなんてこともありましたョ)、なにより実際にこんな記録的なサイズも釣れた事実があるわけですから・・・広大な海原を相手にするシチュエーションも最高です。私はこのSK海岸に執着して通い詰めてきましたが、サーフからヒラメが狙える場所は他にもたくさんあります。皆さんも開拓心を持って陸っぱりヒラメにチャレンジしてみては・・・

タックル

ロッド:パームス/シルファーSGS−90R

リール:シマノ/ツインパワー4000

ライン:ファイヤーラインXDS/35lb.+ナイロン35lbリーダー

ルアー:タックルハウス/M168チャートバックパール

原稿: テス夫
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